東海道本線、JR京都駅から東へ約14分(新快速)で石山駅。さらに京阪電鉄に乗り換え約4分で石山寺駅に到着。ここから南へ歩いて約10分のところには、開かれて1200年以上にもなる東寺真言宗大本山の石山寺がある。聖徳太子の秘仏、日本で最古最美の多宝塔、紫式部が源氏物語の構想を練った間・・・。奈良、平安、鎌倉の3時代に渡り信教を深めてきた名高い寺だ。国宝が詰め込まれた聖地で心眼を開いてみよう。
「この寺のご本尊は如意輪観世音菩薩(にょいりんかんぜおんぼさつ)と、「縁結・安産・福徳」の聖徳太子による秘仏です。それと本堂内には、紫式部が名月の夜にその美しい風景に感動しながら源氏物語の構想を練ったと言い伝えられる源氏の間も。ちなみにこの先の瀬田川が眺望できる広場には、見事な名月が望めることでも有名な名月亭という舞台があって、後白河天皇の代から歴代の天皇が王座された場所です。ほか郵便切手の意匠にもなっている多宝塔や、梅園に椿谷などの植物など見所は本当に豊富です」