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| 特等席からは緑をはさんで、地中海を思わせる琵琶湖の岸辺が見渡せる。 |
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窓際に座った森野さんが手で日差しをさえぎり口を開く。湖面に反射する光が眩しく感じるのは、湖岸沿いのせいか、それともテーブル席が一面ガラス張りのせいだろうか。「私、小さい頃に日焼けしすぎて…あまり焼きたくないんです。だからこうやって眺めているのが一番」。
ここは自家栽培のアーティチョークや(サンマルツァー)トマト、各種ハーブに近江牛や8月頃のビワマスなど地物にこだわったブラッセリーだ。オーナーシェフの羽渕さんが森野さんに声をかける。「あ〜こんにちは!夏のバジリコは最高でしょ?」。続いて「琵琶湖にふり注ぐ気持ちよい日差しと豊かな土壌が、とっても濃い緑と香りを育てるのよね」と奥さんも登場。
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森野さんはパスタを頬張りながら笑顔でうなづき「琵琶湖とそよ風になびく緑のハーブがとっても素敵ですよね」と窓の外のハーブ畑に目をやった。松原の気候風土に同調し、それをオリーヴオイルと穏やかなムードで調理する。「ここが私の一押し、松原の最高特等席です!」。
こんな松原の陽気でピースフル、そしてこの地が生み出す力強い美味しさも、いつまでも守っていきたいですね。 |
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