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平成16年3月27日 (土曜日)
第4回「天ヶ瀬ダムワーク(1)」 |
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平成16年3月27日(土)第4回「天ヶ瀬ダムワーク(1)」が開催されました。 天ヶ瀬ダムワークの流れ☆ 第1段階:天ヶ瀬ダム再開発についての調査検討項目案作成のためのダムワーク
☆ 第2段階(予定):天ヶ瀬ダム再開発についての調査検討結果をふまえたダムワーク 久保田先生の挨拶
これまでに出てきた意見はかなり広範囲にわたるため、一つ一つの意見集約はむずかしかっただろうと思います。でも、皆さんが思いを伝えあいができたようです。調査検討項目の内容も、次第に整理されつつあると思います。これもグループ討論を重ねてきた成果だと思います。ありがとうございました。相変わらず時間が超過してしまったことをおわびします。 調査項目については、確認が必要と思われることがらもあり、皆様に宿題という形でもお願いしました。また、今回参加できなかった方もおられるため、後日、河川管理者から資料を発送していただき、ご意見をいただければと考えています。 いずれにしても、さまざまな意見をお持ちの方々が、グループ討論で、自由に意見交換ができ、お互いに知りあいになって、ネットワークが少しでも広がれば、まず第1歩が踏みだされたといえると思います。まだまだ課題は多くあると思いますが、少しづつでも前進したいものです。皆様、おつきあいいただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 所長の挨拶昨年末から4回にわたり大変熱心なご討議、さらに熱心な傍聴大変ありがとうございました。これまでの3回に合わせ本日の討論会のその内容を十分踏まえた調査検討をこれから進めていきたいと思っています。これからの予定について、この調査検討がある程度進みデータと成果がご提示させていただける段階になりましたら、天ヶ瀬ダムワークのその2を再び開かせていただきたいと考えています。本日の資料の中で、今後示しますと記載されている内容については、 また、これから皆様方とお会いする機会があろうかと思います。ぜひこれからも討論者として、あるいは傍聴者として、ご参加のほどをお願い申し上げまして、御礼を申し上げたいと思います。 |
天ヶ瀬ダムの調査検討内容(河川管理者提示資料) |
| 天ケ瀬ダムワーク(1) 調査項目(案) | |||
| キーワード | まるいちチーム意見 | チーム1500t意見 | 調査検討内容 |
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1.琵琶湖沿岸の浸水被害調査について | ||
| (1)浸水被害の実態調査を行うこと。 | 琵琶湖の浸水被害の状況については、実績及び予測を示しています。(資料名:流域委員会平成15年4月21日資料[4]、天ヶ瀬ダム意見交換会 平成15年7月6日資料[5]、天ヶ瀬ダムワーク(1)第3回 平成16年2月8日パネル[1])さらに詳細な地盤測量を実施し、予測の精度を向上させます。 | ||
| 「浸水地の面積を見極める。」 | 「浸水状況の調査の必要」 「平成7年浸水家屋の場所」 |
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| (2)浸水被害がどのようなしくみで発生するのか明らかにすること。 | 琵琶湖の浸水被害の特徴については、既に示しています。(資料名:流域委員会第17回琵琶湖部会平成14年8月8日資料[2]) | ||
| 「琵琶湖周辺の浸水被害の特徴」 | |||
| (3)瀬田川、宇治川の流下能力を向上させることにより、琵琶湖の浸水被害はどのように軽減されるか、明らかにすること。 | 1500m³/s河道に整備後の効果については、既に示しています。(資料名:流域委員会 平成15年4月21日資料[4]、天ヶ瀬ダム意見交換会 平成15年7月6日資料[5]、天ヶ瀬ダムワーク(1)第3回 平成16年2月8日資料[8])現況の河道を一部改修した場合(1500m³/s未満)の効果についても、検討の上、今後示します。なお、検討結果の公表の際には、計算過程等を含めて、分かりやすい資料作成に努めます。 | ||
| 「1500m³/s放流すれば何cm水位低減に寄与するのか」 | |||
| (4)宇治川、淀川洪水時に必要な洗堰全閉操作が琵琶湖水位に与える影響を明らかにすること。 | 洗堰全閉操作の考え方については、既に示しています。(資料名:流域委員会 平成15年4月21日資料[4]、天ヶ瀬ダム意見交換会 平成15年7月6日資料[5])洗堰の全閉操作が琵琶湖に及ぼす影響については、今後示します。 | ||
| 「宇治川洪水と琵琶湖洪水は発生パターンが異なる」「宇治川洪水ピークと琵琶湖洪水ピークはタイムラグがあり分離して考えることが可能」 | |||
| 2.琵琶湖沿岸の浸水被害の軽減対策について | |||
| (1)琵琶湖沿岸の浸水対策として琵琶湖流域で可能な対策について調査検討を行うこと。 | 琵琶湖流域で可能な対策については流域全体で取り組んでいく必要があります。このための取り組みとして河川管理者、住民、自治体等で構成される「水害に強い地域づくり協議会(仮称)」を設置し、関係機関並びに施設管理者や住民などが連携して検討・実施することにしています。その内容については、今後示します。 | ||
| 「内湖の現状 旧内湖を復活できないのか。」 「内水対策として、内湖利用と費用」 「上流集水域、手つかずはゴルフ場」 「琵琶湖の集水域の現状を知りたい とくにゴルフ場」 |
「琵琶湖の総合対策 流域委意見書にそって」 「土地利用や市街地開発の調整」 |
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| (2)内水対策として外水位を下げることに加え、ポンプによる強制排除を検討すること。 | 外水位を下げる方法と連携したポンプによる排水方法について、費用対効果も含め、関係機関と連携し検討の上、今後示します。 | ||
| 「効果ある内水対策を!喜ばれる策を」 「内水対策すべき。対象の土地を一律に扱わない。」 |
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| (3)内水対策として、外水位を下げる対策と、ポンプによる強制排除の対策と、どちらを優先させるか検討すること。 | 内水対策として、外水位を下げる対策と、ポンプによる強制排除の対策との比較については、検討の上、今後示します。 | ||
| 「内水対策としてはポンプ排水が最も適切」 「内水対策を実施すれば琵琶湖外水位の高低は関係ない」 「早く流せば溢れ被害が軽減するか?(ポンプ排水による)技術的対応を」 |
「内水排除(ポンプ)施設は日常のメンテナンスが大切で、いざという時にうまく機能するか心配である。」 | ||
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1.琵琶湖環境について | ||
| (1)琵琶湖における生物の生息・生育環境を保全・再生する観点から、流下能力増強による琵琶湖の水位操作の見直しを検討すること。 | 流下能力増強による琵琶湖の水位操作の見直しについては検討の上今後示します。なお、治水・利水機能を維持しつつ、急激な水位操作を避けるために、瀬田川洗堰の試験操作を実施するとともに、コイ科魚類の産卵調査や仔稚魚調査等を実施します。 | ||
| 「琵琶湖の制限水位のあり方を考える必要がある。」 「利用低水位(-1.5m)の再検討」 |
「生態系の保全の観点から弾力的な水位操作が可能なように流下能力を高めることは有効」 「制限水位の見直し」 |
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1.可能性の検討 | ||
| (1)宇治川塔の島をバイパスする、琵琶湖、宇治川からの放水路案を検討すること。 | 放水路案については、概略の検討結果を本日示します。(参考資料)事業の実現性や、克服しなければならない課題があることを踏まえると難しいと考えていますが、今後さらに放水路案の検討が必要かどうか議論願います。 | ||
| 「分水案田原〜城陽」 「分水案を日本海、京都、城陽へ、昔の川はその方向へ流れていた。」 「分水案を考えるのはもっと広域調査が必要」 |
「木津川放水路(試案について検討願います。)」 「実現性の可否調査(放水路、分水について)」 「長期計画 短期計画」 |
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1.天ヶ瀬ダムの安全性について | ||
| (1)ダム本体に構造上の欠陥はないか示すこと。 | 天ヶ瀬ダム本体の安全性については、既に検討済みであり、今後示します。 (資料名:新聞記事 平成7年11月21日資料[1]) |
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| 「ダム資料の公開」 | 「天ヶ瀬ダム自体の安全性の調査をすべき」 「ダムの耐用年数と安全性」 |
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| (2)ダム周辺の地質に問題はないか示すこと。 | 天ヶ瀬ダム周辺の第四期断層については、既に示しています。(資料名:天ヶ瀬ダムワーク(1)第2回 平成16年1月25日資料[7])トンネル案の土質データについては、本日示します。(パネル[2]) | ||
| 「ダム地質資料調査を公開(含むトンネル)」 | 「天ヶ瀬ダム周辺の断層精査」 | ||
| 2.ダム堆砂について | |||
| (1)ダム機能を維持し、下流の河川環境を保全・再生するため、堆砂対策について検討すること。 | 天ヶ瀬ダムの堆砂状況については、既に示しています。(資料名:天ヶ瀬ダムワーク(1)第2回平成16年1月25日資料[7]) ダム機能の維持の観点と河川環境の保全・再生の観点から、土砂移動の連続性を確保する方策を検討し、今後示します。 |
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| 「天ヶ瀬ダムの堆砂?」 「要調査、検討、堆積場、浸食場、それらの節、その移動予測」 |
「堆砂の問題」 「生態系からみた砂の移動」 |
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| 3.左岸トンネル式放流設備の代替案 | |||
| (1)左岸トンネル式放流設備の代替案を検討すること。 | 既存施設の活用案については、現在検討しています。検討結果を今後示します。現況の施設毎の放流能力は本日示します。(パネル[4]) | ||
| 「1500t放流のためのコスト」 | 「トンネルの代替案(宇治発61、天ヶ瀬発186、志津川89、ダム建設時250)」 | ||
| 4.低周波振動について | |||
| (1)現状での低周波振動の状況を示すとともに、放流量増強に伴う被害発生の可能性について調査すること。 | 過去に被害が報告されましたが、対策を施しました。現状では低周波振動による被害は報告されていません。放流量の増大が及ぼす低周波振動への影響を予測するため、観測データを収集するなどの調査を現在行っています。予測結果については、今後示します。 | ||
| 「低周波震動の調査結果の公表と対策を」 | |||
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1.利水について | ||
| (1)京都府営水道の各浄水場の水需要を精査し、府営水道全体としての評価すること。 | 利水については現在調査中です。検討結果については、今後示します。 | ||
| 「京都府営水道の水需要、供給の精査(乙訓浄水場、木津浄水場との連携も含めて)」 「他利水者との用途間転用の可能性の有無について調査検討すること。」 |
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1.1500m³/sの河道計画について | ||
| (1)1500m³/sは、どのような経緯を経て、どのような根拠で決定されたのか明らかにすること。 | 瀬田川、宇治川の改修をめぐっての上下流の考え方は説明済です。(資料名:流域委員会 平成15年4月21日資料[4]、天ヶ瀬ダム意見交換会平成15年7月6日資料[5]) | ||
| 「再開発計画いつから?」 「昭和46年1500トン計画と再開発の関係?」 「ダム放流量に対して、何故塔の島のところでそれだけ流量が増えるのか」 |
「1500m³/sが適切なのか?何m³/sが適切なのか」 | ||
| (2)掘削によらない流下能力増大方法を検討すること。 | 築堤・引堤・河床掘削の手法のうち概略検討の結果、河床掘削による方法を選定したもので、その内容について本日説明します。(パネル[4]) | ||
| 「建物は高いところにある。掘削によらない方法の検討」 | 「改正河川法流域委意見書を尊重した河川対策を」 「なかなか難しいが掘らないで堤防を上げることも可能性の1つとしてある」 |
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| 2.現状について | |||
| (1)これまでの工事について、その形状を治水、利用面より必要性を説明するとともに、環境面、景観面について現在の評価を実施すること。 | これまでは、宇治市からの意見書や宇治川塔の島地区河川整備検討委員会の論議をうけて進めてきました。今後は天ヶ瀬ダム再開発の調査検討結果、下流の河川整備もふまえ検討します。 | ||
| 「現状の問題。スーパー堤防ができる1500トン流せるようになることを想定してすでに工事した。」 「現状、1500トン案すでに破綻。塔の島付近すでにドブ。1000トンが限度」 「現状、塔の島付近(亀石付近も?)すでに白い藻が出現」 「宇治川のカワウによる浚渫被害と河川工事関係あり」 |
「掘削前の準備工段階で既に景観が破壊されている」 | ||
| (2)浸水被害の実態想定とその影響について調査すること。 | 作成して今後示します。 | ||
| 「平等院の浸水実績」 「右岸市道が浸かるとどのような問題が発生するか」 |
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| 3.環境・景観について | |||
| (1)1500m³/s河道にすることによる、環境・景観の問題点とその対策について調査検討すること。 | 景観については、フォトモンタージュ等作成して今後示します。 亀石対策については、今後も検討していきます。 ナカセコカワニナの状況・鵜飼い対策については調査検討済です。 (資料名:流域委員会第4回治水部会 平成15年4月14日資料[3]) |
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| 「宇治川をたんなる放流路にしてよいのか。」 「1500t放流による環境変化は放流時のみではなく常時の河川環境を変えてしまう。」 「1500m³/sのダメな理由」 「河川改修工事により自然度が減少すると住民が川より遠ざかる。」 「塔の島付近の全体の景観は重要(建造物も含め)」 |
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| (2)1500m³/s河道が整備された後の景観が分かるフォトモンタージュを作成すること。 | 作成して、今後示します。 | ||
| 「1500トン掘削後予測写真を(景観)」 | |||
| (3)現在の宇治川塔の島地区の1000〜1500m³/sにおける100m³/sの流量毎の水位及び周辺の浸水状況を示すこと | 作成して、今後示します。 | ||
| 「塔の島周辺水位線1000〜1500 100トン毎」 | |||
| (4)ナカセコカワニナ等の底生動物の保全について調査検討すること。 | 調査検討済みです。(資料名;流域委員会第4回治水部会 平成15年4月14日資料[3])今後モニタリングを継続していきます。 | ||
| 「昆虫の生息を調べる」 | |||
| 4.掘削後の河道の維持 | |||
| (1)掘削後の河道の維持について調査すること。 | 塔の島地区の現況から、すぐに埋まる可能性は低いと考えています。今後、状況により検討の上、今後示します。 | ||
| 「すぐに埋まり1500m³/s河道維持に莫大な経費が必要では」 | |||
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1.宇治川の堤防の安全性について | ||
| (1)現状の安全性評価を行うこと。 | 現在、詳細調査を継続中です。宇治川堤防の安全性評価および堤防補強対策について今後(次年度)示します。 | ||
| 「天ヶ瀬1500t放流に下流は耐えられるのか。」 | |||
| (2)堤防補強対策とスケジュールを示すこと。 | 現在、詳細調査を継続中です。宇治川堤防の安全性評価および堤防補強対策について今後(次年度)示します。 | ||
| 「宇治川堤防の現況について公表すべき」 | |||
<参考資料>第1回〜第3回の対話討論会で出た意見(キーワード)の構造マップ
*下の図をクリックすることで、拡大画像及びテキスト版のページを別ウィンドウで覧いただけます。
第4回全体報告
報告者:石田 英雄
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