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お名前 匿名 所属  
意見受取日 平成16年2月23日 受取方法 アンケート

ご意見

回答

河川整備計画は、淀川水系流域委員会、住民、自治体等からの意見を聴き、河川管理者である近畿地方整備局長が、河川及び流域の現状認識に基づき、基本的な考え方及び方針に沿って、今後20年から30年間に実施、あるいは検討する具体的施策をとりまとめ、策定しようとしているものです。

これまでの経緯は以下のとおりです。

平成12年7月に淀川水系流域委員会準備会議を設置し、学識経験者の意見を聴く場としての淀川水系流域委員会(以下「流域委員会」という)の委員構成や運営方法等についての検討がなされ、同準備会議からの答申を受けて、平成13年2月に淀川水系流域委員会を設置しました。

流域委員会では先ず、現地視察等を踏まえて、委員と河川管理者との間で、情報や意見の交換を行い、現状の共有化、課題の共有化に努めました。平成15年1月には、流域委員会から河川整備計画策定に向けての基本的な考え方を示した「淀川水系流域委員会提言」が出されました。

近畿地方整備局では、それまでの議論や流域委員会からの提言や住民や自治体からの意見を踏まえて、平成14年12月及び平成15年6月に、「河川整備計画策定に向けての説明資料(第1稿)、(第2稿)」を公表し、さらに、平成15年9月には河川整備計画基礎原案を示してきました。

こうした一連の取り組みは、より地域実情を反映した河川整備計画を策定するための手段であり、現在は、河川整備計画基礎原案に対する流域委員会からの意見、新たに取り組んだ住民対話集会等での住民からの意見や自治体等からの意見を、河川管理者として十分に吟味し、妥当と判断される事項については、近々策定する河川整備計画基礎案にも反映させて頂いています。

ご意見

回答

現在、琵琶湖では流域に20箇所の雨量観測所、湖内に5箇所の水位観測所があり、リアルタイムの観測を行っています。これらの観測データから降雨量が解ればどの程度水位が上昇するかは概ね把握することが出来ます。

しかし、琵琶湖の水位変化の特徴と降雨予測の精度から、降雨予測にあわせて予め洗堰操作により水位を下げておくことは、利水・環境上のリスクを伴うため困難です。

(琵琶湖の水位変化の特徴)

琵琶湖流域で大きな雨が降ると、降雨量の増大に伴って流域から琵琶湖への流入量も大きくなります。しかし、琵琶湖から瀬田川を通じて出ていく流出量は、流入量より小さいため、降雨が収まり流入量がピークを過ぎて減少し始めても、琵琶湖の水位は、なお上昇し続けます。一方、流出量は水位の上昇に伴って多くなりますが、その増大量は瀬田川の河道に限界があるため僅かです。そして、水位の上昇が止まりピークを迎えるのは、流入量と流出量が等しくなった時であり、それは流入量のピークから暫く時間がたってからになります。つまり、琵琶湖の水位ピークは降雨のピークを過ぎてから随分後に発生することになります。

琵琶湖洪水の特徴説明図

大きな雨が降った場合でも琵琶湖の水位を上昇させないためには、常に琵琶湖流入量と同じ量を瀬田川から流出させる必要があり、流入量がピークとなるときでも同じ量だけ瀬田川から流出させるためには、大きな洪水の時などには、下流淀川本川並の川の断面が必要となるようなときもあります。しかし現実は、瀬田川から流すことのできる流量が限られており、大きな雨が降ると琵琶湖の水位はどうしても上昇してしまいます。

(降雨予測と洗堰操作の現状)

一方、現在、琵琶湖では流域に20箇所の雨量観測所、湖内に5箇所の水位観測所があり、リアルタイムの観測を行っています。これらの観測データから降雨量が解ればどの程度水位が上昇するかは概ね把握することが出来ます。では、そのような大きな降雨を気象予報から想定して、事前に琵琶湖の水位を下げておくことが出来ないかということになります。例えば、仮に琵琶湖流域に100mmを超えるような雨が降ると、琵琶湖の水位は一気に30cm程度、それ以上の雨が降れば更に40cm、50cmも上昇してしまいます。琵琶湖流域の2日先予測雨量と実績雨量との比較このような大雨を想定して、琵琶湖沿岸の浸水被害軽減のために、予め琵琶湖の水位を下げておく(予備放流)方法が考えられます。しかし、平成15年度の実績では瀬田川洗堰を全開しても、琵琶湖の水位は概ね4〜7cm/日程度(出水によって異なります)、しか低下しませんでした。そのため、100mmを超えるような大雨に対する備えとしては、数日前から事前に水位を下げておくことが必要となります。一方、現在の気象予報による降雨予測は、2日先の予測雨量に対して実際の降雨量が大きく上下する場合があります。今後、予測の精度アップが図られることと思いますが、外れた場合の環境面、利水面のリスクを考えると、現在の気象予測の精度では難しいと考えています。

ご意見

回答

瀬田川の水辺環境のあり方については、「瀬田川水辺協議会」でも議論して頂いた上で、住民の方々、自治体からもご意見をいただきたいと考えています。

琵琶湖治水における地勢的特長但し、瀬田川は琵琶湖から流れ出る唯一の河川です。大雨によって琵琶湖の水位が高くなると、琵琶湖沿岸の低地が浸水することになりますが、その場合は瀬田川から出来るだけ沢山の水を下流に流して、琵琶湖の水位上昇を抑えるとともに、水位の低下を早める必要があります。

瀬田川の水辺を浜辺の渚のような豊かで潤いのある水辺空間にするためには、河岸を緩やかな勾配にする必要があります。しかし、勾配を緩くすると瀬田川の川の断面積が小さくなり、琵琶湖が洪水の時に沢山の水を瀬田川から流すことが出来なくなります。川の断面積に余裕があるところでは、河岸形状を緩やかにすることが可能ですが、余裕がないところではそのような課題があります。

水位変化説明図

ご意見

回答

高度経済成長期以降、急激な社会の変化に伴い実施されてきたダムや堰などによる水資源開発施設の建設や洪水対策のための河川整備や、流域における急激な開発や社会活動の増大等が、河川の環境や生態系に影響を与えてきました。また、人間を中心とした安全で快適に暮らすという考えは、流域の中で水循環系にさまざまな変化を与えてきました。

これまでの河川整備が河川環境に及ぼしてきた影響を真摯に受け止め、「生態系が健全であってこそ、人は持続的に生存し、活動できる」との考え方を踏まえて、河川環境の保全・再生を図ります。この際、「『川が川をつくる』ことを手伝う」という考え方を念頭に実施します。

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波打つ水のイメージ画像

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