




日時 : 平成22年2月4日(木曜日) 10:00~12:00
場所 : 水のめぐみ館アクア琵琶
琵琶湖河川事務所 瀬田川洗堰操作室
概要
インドネシア、アルゼンチンといった10ヶ国11名で構成するJICAからの研修生が、日本の湖沼流域保全に係わる優良先進事例として琵琶湖河川事務所の取り組んでいる事業を学ぶため琵琶湖河川事務所に来所しました。
水のめぐみ館アクア琵琶を利用し、岩井副所長が琵琶湖河川事務所が取り組んでいる事業概要について説明をしました。
はじめに、琵琶湖・淀川流域の全体の概要を紹介した後、琵琶湖の治水について、瀬田川が歩んできた改修の歴史、瀬田川洗堰が出来るまでの琵琶湖水位の変遷の説明を行った他、瀬田川洗堰が実施している水位管理や夏期の制限水位、天ヶ瀬ダムとの洪水時の連携操作といった瀬田川洗堰の運用方法について説明を行いました。
環境面では、夏期の制限水位に入る際に起こる急速な水位低下から、魚類の卵の干出を防ぐため、4月1日から6月15日の琵琶湖岸の調査地点において、10万個以上の産卵があったと推定される時には、翌日から5日間の水位維持を行っている瀬田川洗堰試行操作の取組紹介を行いました。
次に、瀬田川洗堰の操作室に移動し、琵琶湖・瀬田川からの水の取水量や瀬田川洗堰からの放流量について、瀬田川洗堰データ表示版を使って説明を行いました。併せて近畿1,400万人に供給する水源となって注いでいる琵琶湖の水について、滋賀県、水資源機構と連携して水質調査を行っている紹介を行いました。
| Q1 | 瀬田川洗堰の放流は、何のために放流しその量はどの様に決めていますか。 |
| A1 | 普段は、下流への用水補給量として放流しています。放流量は、瀬田川の下流にある淀川ダム統合管理事務所が、各流域のダムの状況や下流河川の状況を情報収集し、下流への必要補給量を計算し琵琶湖河川事務所にそのデータが入ってきます。そのデータに、琵琶湖周辺の降雨予想のデータを勘案し放流量を決めています。 |
| Q2 | 琵琶湖総合開発を行うことによって何が出来ましたか。 |
| A2 | 大阪府、京都府、兵庫県の水道用水確保を行うため40㎥/sの放流量を確保することになりました。そのため渇水が起きても-1.5mまで取水出来るようになっています。また、琵琶湖の洪水被害軽減のため湖岸堤の建設を行い琵琶湖の水位より低い地域には、排水機場の建設などが行われた他、砂浜を作ったりする環境面の工事も行われました。 |
| Q3 | 瀬田川の河床を掘削することで、濁水が下流に流れ苦情等問題ががありましたか。 |
| A3 | 問題が起こらないよう適切に工事を行いました。 |
| Q4 | 琵琶湖へ流れ込む流入量はどの様に測定していますか。 |
| A4 | 琵琶湖に流れ込む量は、測定出来ませんので琵琶湖水位の変化と放流量から流入量を計算しています。 |
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